西日本林道の雄「剣山スーパー林道」走破と、瀬戸大橋走行、鳥取砂丘見物、能登島探検と今回の旅も盛沢山！です。
４月２８日
東京発徳島行きフェリーにて旅立つ。東京湾の夕陽を眺めていると、旅気分も盛り上がってきます。
４月２９日
徳島上陸。今回のフェリー旅では偶然桐山君に会った。よく会うね、１９８２年８月、帯広駅で一緒に駅宿して以来、１９８６年７月の苫小牧行きフェリー、そして今回１９８９年４月、徳島行きフェリーが３度目でした。その後もう一度偶然会ったのは晴海で開催されたＦＡフェア―会場！横河電気に就職した彼はブースの案内役でした。その後彼がアメリカの某企業にスカウトされて単身アメリカへ渡ってからは、たまにエアメールをやり取り。現在は音信不通です。
２００５年２月２６日 いきなり音信復活。私のＨＰを偶然発見してくれてメールをいただいた。
現在はアメリカの国籍を取得、ロスアンゼルスにお住まいとのこと。
さすがインターネット、こんなときは誠に便利である。
徳島に着いて剣山スーパー林道に直行、山中にて野営する。明るいうちのテントを張って、軽くなった所で林道を激走！６５０ｃｃのビッグパワー炸裂、アー楽しかった。テントに戻り、沈む夕陽を眺めながら、「かつおのたたき」をつまみにビールを飲む。うーん本場の味だ。林道も始まったばかりで残り８０ｋｍ余り、明日もまだまだ楽しめそうです。
４月３０日
林道の続きを行く。ここから第２区間の始まりです。
四国の山肌を這うように続く林道。全線走行可能を祈りながら高度を稼ぐ。寒いですねえ、腹も減ってきたけどお店は有りません。
フラットで道幅も広く走り易い。ついつい飛ばしすぎて危険な目に...。こんなところで故障したり怪我したら大変、はやる心にブレーキ掛けて。
ようやく終点。長かったってゆうかあ〜、もう林道はイイって感じ！。別府峡温泉でたっぷり休養して高松を目指す。
四国の道はカーブミラーが多い。狭くて曲がりくねってて高低差が凄くて崖ップチ。時間がかかるし、とっても気を使います。ようやく山越えして高松の歩道橋の下で野宿。近くのパン屋さんでパンを買ったら、店のおばチャンにお赤飯と缶コーヒーをいただいた。とってもうれしい、お祝い事が有ったらしいです。美味かったなー。
５月１日
念願の瀬戸大橋走破。でっかい橋にビックリ。料金の高さにもビックリ。雨で景色はいまいちでガッカリ。与島ＳＡで休憩。すぐに走り終わったらもったいないもの。
「岡山ブルーハイウェイ」その名前は以前から聞いていたのですが、いかんせん遠い所。思った通り良い所でした。海あり山あり、これで天気が良ければねえ。備前のＡコープでたこ焼きを食べる。エレファント仲間の柳川君が備前だったのを思い出し、電話したけど留守でした。
鳥取砂丘到着。パリダカ気分でバイクで走ってみたかったけど砂は柔らかく、ＢＩＧオフロードでは悲惨な結果が待っています。
夕陽に輝く水面。日本海の海水にタッチ！そんな些細な事も感動の種です。ごみが少ないのは地元の皆さんが一生懸命拾っているのだと思います。日本刀の刃紋のような輝きでした。
砂丘隣のキャンプ場にて。ようやくツーリング仲間に会えました。
５月２日
旅は続きます。
山陰海岸沿いに北上。白砂青松です。
余部鉄橋です。むかし、あの鉄橋の上から電車が風に吹かれて墜落しました。
山陰の小京都、城之崎温泉にて温泉三昧！ゆっくり外湯めぐりしたかったけど１件だけで我慢。旅を急ごう。
再び山陰の田舎道を行く。
いくら急いでも岬は外せません。丹後半島経ヶ岬です。白亜の灯台が美しいのです。
岬を散策しているうちに日が暮れてしまいました。日本海の落日！美しいですね。
今夜は岬のレストハウス裏で野宿です。自転車で旅をしている奈良の松下君に野宿を付き合ってもらう。旅は道連れとは良く言ったものだ。