９月１９日
美深を出たら雨！本日の宿泊地幌延までは１時間くらい。雪印の社宅に住んでるマッチャンのところへ泊めてもらいます。今日、彼は午後から出勤、外は雨模様なので家ではがきを書く。夜１０時頃彼が帰ってきて積もる話に花が咲くが、連日の睡眠不足と旅の疲れで早々にダウン。久しぶりに布団で寝ました。
９月２０日
朝から冷える！バイクでは寒いので、マッチャンのパジェロＪｒを出してもらうことにしまた。ついでに運転も頼んだ。今日のスケジュールは、苫前に出来た風力発電群見学と、朱鞠内湖林道ドライブ。私の勝手なお願いに、嫌な顔一つすることなく付き合ってくれる彼はとてもいい人、感謝かんしゃなのです。
朱鞠内湖は北海道最大の人造湖。つまりでかいのです。湖畔に咲く秋の花、名前は知らないけど、風に吹かれて、いかにも秋の風情を感じさせてくれます。朱鞠内湖への道は、７月の大雨で土砂崩れがあちこちにあり、土砂災害の怖さを感じました。旧国鉄深名線の駅跡を探検したり、林道ドライブを楽しんできました。帰る途中、天塩川温泉に浸かり、遅い昼飯を食べて幌延に帰りました。彼が組合の寄り合いにちょっと行って、帰ってきたところで幌延の町に繰り出しました。焼肉とビールでお腹いっぱいになり、スナックへ行きカラオケを沢山歌って帰りました。社宅までは歩いても５分くらい、外は満天の星空、息が白くなるくらい寒い日でした。家に着く頃は酔いも覚めてしまいましたよ。
９月２１日
マッチャンは朝から仕事なので、一人で最北端の宗谷岬に行くことにしました。天気は良いし、道は空いてるし、信号もないし、余計な荷物は置いてきたし、いい気持ちでツーリング！です。
宗谷丘陵は、何処までもうねうねと高速コーナーが続きます。
宗谷岬！初めてこの地を訪れて以来、早２２年。その間何度か訪れた場所ですが、いつ来ても旅情をかきたてるものがあります。もう最北端到達証明書なんか買わないけどね。バス停小屋の落書きに、友人のを発見！やつもここに来たんだな〜。落書きの無事を連絡しておこう。
稚内のノシャップ岬に寄り、ドーム温泉でひとあせ流し、サロベツ原野に突入。海上アルプス利尻岳に沈む夕陽を見送る計画です。ススキの穂が風に揺られていました。ススキの穂を見ると、お月見の団子を思い出します。子供の頃の淡い想い出です。
予定どうり見事な夕陽でした。水平線付近は空気がきれいで雲も無く、太陽の光がいつまでも強力でした。今日も一日ご苦労さん！と、太陽をねぎらいつつ見送った後、マッチャン宅に戻りました。今夜も幌延の町へ繰り出してパーッと.........。
