９月２２日朝起きてＴＶを見たら、台湾大地震のニュースをやっていた。被害はかなり大きいらしい。バイクに荷物を積もうとしたら氷が張っていた。寒いわけだ。幌延を出て、今日は帯広あたりまで行きたいな。大雪の山々もすっかり葉を落としたり、紅葉したり、寒いのだ。枯野の旅は寂寥感たっぷり、物悲しくなります。秋の夕日はつるべ落とし、上士幌の航空公園キャンプ場で泊まることにした。
９月２２日
朝起きてＴＶを見たら、台湾大地震のニュースをやっていた。被害はかなり大きいらしい。バイクに荷物を積もうとしたら氷が張っていた。寒いわけだ。幌延を出て、今日は帯広あたりまで行きたいな。大雪の山々もすっかり葉を落としたり、紅葉したり、寒いのだ。枯野の旅は寂寥感たっぷり、物悲しくなります。秋の夕日はつるべ落とし、上士幌の航空公園キャンプ場で泊まることにした。
９月２３日
十勝川温泉は世界でも珍しい植物性モール泉という泉質で、ナンか良いらしいという話を聞いたので行ってみることにした。いわゆる美人の湯で肌がきれいになるらしい。ちょっち黒っぽい湯だったが、１回入ったくらいでは変わらないですよね。
帰りにナイタイ高原牧場に行ってみる。ここは十勝平野が一望できる眺めの良いところ。雲行きが怪しくなってきた、寒いけどアイスクリームをたべてキャンプ場へ帰りました。ラジオのニュースで、台風が来るとの情報！帰りのフェリーは大丈夫だろうか、心配だ。
９月２４日
航空公園をでて、帯広駅で台風情報収集。どうやら北海道に上陸するらしい。さあどうするどうする、雨もだんだん強くなってきた。仕方ない、なるようになるさと、襟裳岬を目指す。黄金道路はものすごい波しぶきだ。襟裳岬に着いたら晴れていた。まさに嵐の前の静けさ、だまされないよ。吉田拓郎の「襟裳岬」を歌いながら岬を回る。何も無い襟裳岬がずいぶんと立派になったもんだ。日高山脈が海に落ち込むところ、地の果て襟裳岬。百人浜は出るらしいけど本当かな〜。
今夜あたり台風上陸決定！夕暮れの道を苫小牧へと急ぐ。すっかり日が暮れた頃、苫小牧着。ガソリンを給油していたらツーリングの兄ちゃんが話し掛けてきた、どうやらバイクが壊れたらしい。よりによってこんな時に、なんとも気の毒な人だった。でも街で壊れて良かったね、山の中だったら熊に食べられちゃうよ、世の中プラス思考なのだ。。もう夜８時、寒い、びしょ濡れ、腹減った、もう疲れた。道端にバス停発見、ここでで台風をやり過ごそう。バックの中のキャンプの残り物を食べて、カッパ着たまま横になる。夜中、雨と風がものすごい。幸いサッシ扉のあるバス停小屋で、安心して居られた。こんな日にテント張ってたら、ばらばらになっちゃうよ。
９月２５日
台風は行き去った。お世話になったバス停小屋に感謝！次の心配はフェリー。船が出なければ帰れないのです。室蘭の港にはいつのまにか立派な橋が架かっていた。長万部で、ものすごい強風！まじでやばかった。とにかく函館に急ごう。その前に長万部温泉で旅の汗を流すことにする。さっぱりして気分も楽になった。
大沼公園と駒ケ岳を眺めながら函館到着。フェリーターミナルには、台風で欠航があったせいで車があふれている。今日中に乗れるか心配だ。こんなときバイクは良いね、即受け付け完了。シーズンオフだしね。１６時頃天候調査完了、船がやっと出た。青森には１９時半着。そのまま東北自動車道に入り、秋田のＳＡで朝まで仮眠。翌９月２６日夕方には川崎に戻りました。台風さえなければゆっくり出来たのに、残念！また行くよ。
